朝目覚めて病院のベットから、ふと窓を見ると、大きな木の枝が風もないのに揺れている。
きっとこの位置のこの角度から、見てないと見えなかった光景
その立場になってわかる事
人は、失うことで気づくことがありますよね。
今回のわたしで言えば、前回のブログで書いた腸閉塞での入院でした。
主婦のみなさんは、家のこと、仕事、子育てなど色々な忙しい日々を送っていると思います。
わたしも、家事や掃除など家のことでバタバタしていましたが、入院をしたことで気づいたことがあります。
それは、普段の生活の当たり前だったことが、生活や環境がが変わると、視点も価値観も変わってくるということです。
わたしは、以前看護師という仕事をしていました。
仕事をしていた時は感じませんでしたが、入院をしてみて感じたのは、言葉は悪いですが、監獄の中にいるような感じがしたことです。
看護師をしてるときは感じたことなかったのですが、早く帰りたい、早くここから出たいと患者さんは感じていたかと思うと、仕事のときにもう少し患者さんに寄り添ってあげてたらと感じました。
人は、自分の経験や立場で得た価値観が正しいと思いがちです。ですが、立場や環境が変われば感じ方も想いもまったく違うということに気づかされます。
人は偏りがちですが、両面の立場や環境を想像し、相手の想いをくんでコミュニケーションをとることが大切なんだと気づきました。
こうして入院したことで普段氣にもとめていなかったことに氣がついたり、出くわします。
時間や場所の自由が少ないと、目の前のことをこなしているだけの状態になります。
広い視野で心穏やかに物事が見れるわたしでいたいと思います。
何事も経験しないと分からないことかもしれませんが、経験しなくても感じれる自分になっていかないといけないなーとも思いました。
普段どこをどう見ているか?で、本当に変わりますね。
今回の入院で感じた事でした。